こんにちは、カオリです。
今回はわたしのレイキヒーリングのセッションの中にある『バーストラウマ・レイキ』についてのお話。
バーストラウマってなぁに?
バーストラウマとは、お母さんのお腹の中にいる時から
物質界に生まれる時に受けたトラウマのことです。
お母さんのお腹の中で過ごした記憶をもっている人は
少ないと思います。
わたしだって記憶にありません。
時に、小さいころに「お腹の中のこと覚えてる?」って
子供に聞くと答えてくれるお子さんもいるみたいですが・・・。
覚えてはいなくても心の奥深くで、
ずっと過ごしたお母さんの声を聞いて感じたこと、
産道を通る時の痛みや苦痛、
産まれてから傷ついた出来事、満たされなかった欲求、
記憶には残っていない感情があるのです。
これはこの世に生まれてきたのなら、
全員何かしらのトラウマが残っています。
バーストラウマの影響
お母さんの産道を通って生まれてきたわたしたち
誰しもが少なからず持つバーストラウマ。
このバーストラウマは人生のあちこちでネガティブな要素となって
心に現れ、不安定な感情や体調不良までも起こしてしまいます。
例えば、こんな感情はありませんか?
- 私はいらない子だ
- この世には居場所がない
- 私はいない方がいい
- 私は価値がない
- 私は愛されていない
自分がこの世には必要のない存在だというようなネガティブな感情。
これもバーストラウマの影響のひとつです。
わたしも出産を経験し、母親となってから学んだことなので
知った時は愕然としましたが、お腹の中の赤ちゃんは全部全部、知っているのです。
お母さんが妊娠した時の不安な感情、喜び、とまどい、哀しみ
全部です。
(そりゃへその緒で繋がってるんだもん当然よね^^;)
妊娠した時の迷い
初めて妊娠して、産むのをためらった。
または堕ろそうとした。堕ろそうと思ってしまった。
こんなお母さんの感情が繋がり、お腹の中の赤ちゃんは
『わたしはいらない子』と思ってしまう。
妊娠中の不安、孤独
妊娠中旦那さんが不在でとても不安だった、孤独だった。
初めての環境で全然わからないが、どんどん子供は育っていく・・・など。
全てのお母さんが妊娠中とても幸せで、なんの問題もないなんて
ありえませんよね。
赤ちゃんはお腹の中で、お母さんの感情を自分の感情として
受け取ってしまい、自分も不安で孤独を感じて育っている。
産まれてから、大人に成長してもどうにも止まらない
不安感や孤独感に悩む。
妊娠中強く男児(女児)を望んだ
これもよくあるケースですが、跡取り問題などでどちらかの性を強く望んだ場合、
お腹の中の赤ちゃんは自分の性の否定をします。
- 男(女)として生まれたら愛されない
- 愛される為に男(女)らしく振る舞おう
- 反対の性に対する拒絶や怒り
こんな感情がでてくる場合もあります。
お母さんのせいなの?
ここまでを読むと、あなたが母親の立場だったら
自分を責めてしまうかもしれません。
お子さんの立場だったら、母親を憎んでしまうかもしれません。
わたしもこのバーストラウマ・レイキを学んだとき
複雑な感情になりました。
けれど、こうしてこの世に誕生したのは、
まぎれもないお母さんがいたというおかげなのです。
10ヶ月と10日
お腹の中で育てるということは、とても不安で、
とても大変で、いつも幸せや喜びの感情でいることは
不可能です。
お母さんは精一杯、可愛い赤ちゃんの命を守るために生きています。
だから、お母さんが悪いわけではないし、
あなたのせいでも、だれのせいでもないです。
全ての感情がすべてトラウマとなって影響するとは限らないし、
成長の過程で自然とトラウマが解消になっている場合だってあります。
バーストラウマを癒やす
レイキヒーリングの中にバーストラウマ・レイキがあります。
レイキのエネルギーによって、このトラウマが次第に癒えていきます。
自分の心の奥にある気持ちが湧き上がってきたり、
自分でも感じていなかった想いに気づいたり、
一度で全部一気にヒーリングされるのか、
たくさんあるうちのトラウマを徐々に解いていくのかは
それぞれですが、こうした『自分の価値』に対する
否定のような、ネガティブな感情はだんだんと
癒やされてゆきます。
まず、癒やしの第一歩として、
こういうバーストラウマがあるんだーということ。
そして、自分で感じている心の不調の原因のを掘り下げていくと、
実はこのバーストラウマだったなんてこともあるある!
自分の感情に気付くってこと、とっても大事です。
まず、気付いてない人が多い。
わたしもそうでしたが、その感情に気づいて、
「そうなんだ~」って
他人みたいに受け入れたら、すーっと涙が流れてきたりして。
(涙が出るって感情がクリアになる浄化なんです☆)
ここを癒せたら、きっと1歩踏み出せるよね!